商品説明 DETAIL マリリオンは2018年にライヴ作品を再発シリーズとして10作をリリースする予定。その第一弾としてリリースされる本作『SIZE MATTERS』は、バンドのサイトで限定発売されていた2010年の2枚組ライヴ作品である。2009年3月にオランダのPort Zélandeで3日間にわたって開催された[MARILLION WEEKEND 2009]公演のから最終日の模様を収録したもの。1998年作『Radiation』収録の「A Few Words For The Dead」で幕を開け、1991年の6作目『Holidays In Eden』から「This Town」、「The Rake’s Progress」、「100 Nights」と立て続けに演奏されたかと思えば、DISC2では1985年作『Misplaced Childhood』から「Kayleigh」、「Lavender」、「Heart Of Lothian」と、新旧楽曲から縦横無尽に構成されたスペシャルなセット・リストが披露されている。各タイトル、世界5,000枚の限定発売。この機会を逃す手はないだろう。 英国プログレッシヴ・ロック界を代表するバンド、マリリオン。彼らは1979年に前身バンド“SILMARILLION”として活動を開始し81年に“MARILLION”に改名、35年以上のキャリアを誇り、デビュー以来高い人気を誇っている。80年代初頭に巻き起こったネオ・プログレッシヴ・ロック/ポンプ・ロック・ムーヴメントの中で注目を浴び、初期ジェネシスの音楽性を受け継いだバンドとして80年代のシーンを代表する存在なる。1988年に看板ヴォーカリストのFishが脱退、翌年にバンドはリードシンガーとしてスティーヴ・ホガースを迎える。バンドの歴史上、大きなメンバーチェンジはこの一度のみ。以降は不動のメンバーで活動を続けており、活動停止することもなくコンスタントに高品質の作品を発表し続けているという奇跡のバンドである。メンバーは、スティーヴ・ホガース(Vo)、スティーヴ・ロザリー(G)、ピート・トレワヴァス(B)、マーク・ケリー(Key)、イアン・モズレイ(Dr)の5人。 ホガース加入後、バンドは初期ジェネシス的なサウンドからよりメロディアスでコンテンポラリーなロック・ミュージックへと独自の進化を遂げていく。1994年に発表された『ブレイヴ』、2004年の『Marbles』、2016年の『F.E.A.R.』といったコンセプト作は、傑作として世界中で評価された。ポーキュパイン・トゥリーやアナセマ、パイナップル・シーフなど新世代のプログレッシヴ・ロックの台頭が目覚ましい昨今、マリリオンの人気はより拡大している。その証拠に『F.E.A.R.』は目覚ましいチャート・アクションをみせた。日本では2017年10月に23年ぶり3度目の来日を果たし盛況となったことも記憶に新しい。 90年代末、メジャー・レーベルを離れたマリリオンは、後にクラウドファウンディングと呼ばれる、インターネットを通してレコーディング資金を集めるという方法を開拓した。それは世界中に熱心なファンを有し、ファンクラブ組織の強いバンドにとっては最適の選択だった。世界中に強固なファンベースを誇るマリリオンは2002年から[MARILLION WEEKEND]というイベントをスタートさせる。これは世界各地で週末に3日間のスケジュールを組んで行われており、毎年、発表と共に全公演がソールド・アウトになっている。