商品説明 DETAIL 2017年4月29日、新宿ReNYにて、La'cryma Christi(ラクリマ・クリスティー)のギタリストであるHIROの1stソロ・ライヴが開催された。新たな伝説の幕開けだ。この緊張と興奮が交錯する全15曲を収録したのが『HIRO 1st Solo Live「Gale」~the Beginning~ 2017.4.29 SHINJUKU ReNY』だ。 ライヴ前日に発売された1stソロ・アルバム『Gale』。ギター・インストゥルメンタルの10曲を収録。ライヴでは、事前の公約どおり、そのアルバムを完全再現。「Blood Moon」から始まったライヴは、超絶テクニックが惜しみなく注ぎ込まれていた。そして、狼の咆哮を思わせる歪んだトーンや、もの悲しさを漂わす「Steppenwolf」でのクリーントーンなどを自在に操る。まるで音のアルケミスト(錬金術師)だ。ときに闇に潜み、HIROならではの叙情的なメロディをギターに朗々と歌わせた。ときに強烈な光を背負い、HIRO自身が「楽曲の顔」と位置づける、ギター・リフも放つ。オーディエンスは知らず知らずのうちにHIROワールドの秘境へと導かれていた。 サポートメンバーは、ベースがSHUSE、ドラムがLEVIN。ともにLa'cryma Christiのメンバー。普段は、気心の知れた仲だが、この日ばかりは、ステージ中央をHIROに譲り、研ぎ澄まされたプレイで盟友の門出に花を添えた。 アンコールにはスペシャルゲストが登場。La'cryma Christiでツインギターの一翼を担ったKOJIだ。かつての相棒をステージに迎え、HIROが言った。「この4人でやるとなったら、あのバンドの曲しかないでしょう!!」。そして、「Zambara」へ。HIROとKOJIの、対照的なギターから始まるカオスなナンバー。この日の共演を目の当たりにしたら、6月17日から始まるKOJI & HIRO Joint Liveの4公演への期待がいやがうえにも膨らんだ。 「Forest」では、ヴォーカルのTAKAに代わり、オーディエンスが歌い始めた。祈るように歌う観客、ヘッドバンキングする観客、熱唱する観客、ひたすら見入る観客と、フロアは十人十色だが、誰もが解放されているのがわかった。HIRO、SHUSE、LEVINも本編の張り詰めた緊張から解き放たれ、最高の笑顔。KOJIもこの時間を満喫している表情を浮かべた。ラストの「THE SCENT」になると、ステージと客席が大きなひとつの笑顔になっていた。 【出演者】 HIRO (guitar) 〈サポートメンバー〉 SHUSE (bass) LEVIN (drums) 〈スペシャルゲスト〉 KOJI (guitar)