商品説明 DETAIL ミス・メイ・アイは、メンバーが高校生だった2006年に結成。その2年後には平均年齢18 歳という若さで名門レーベル“RISE RECORDS”と契約を交わした規格外のバンドだ。猪突猛進型のメタルコア・サウンドに、急転直下のドヘヴィなブレイクダウンを炸裂させ、リーヴァイ・ベントンのブルータルな咆哮と、ライアン・ネフのクリーン・ヴォーカルでまとめ上げるスタイルを早くから確立し人気を博している。 ミス・メイ・アイの日本盤がリリースされるのは6作目にして初めてのことだが、日本でのライヴ経験は豊富だ。2014年4月にCROSSFAITHとCOLDRAINという日本を代表するラウドアクトと共に東名阪、さらに札幌、仙台から福岡まで全9都市をOUTBURN TOUR 2014でサーキット、さらに同年11月にKNOTFEST JAPAN 2014で再来日を果たしている。ミス・メイ・アイは日本盤未発売のバンドとしては異例の認知度を誇るバンドなのだ。 これまでの作品を振り返ると、ジョーイ・スタージスをプロデュ-サーに迎え、怖いものなしの漲る自信、若さを武器に、勢いとエネルギーを発散させた野心的サウンドを誇るデビュー作『Apologies Are For The Weak』(2009年)。その後、Warped Tourをはじめとした精力的なツアー活動を行い、叩き上げで強固なファンベースを築き上げながら地力を付け、楽曲のクオリティが向上した2作目『Monument』(2010年/全米76位)、プロデューサーにMachineを招聘した『At Heart』(2012年/全米32位)、名匠テリー・デイトを迎え、これまで築いたスタイルからの変化を求めた『Rise of the Lion』(2014年/全米21位)、さらに原点回帰ともいえるアグレッションを取り戻した『Deathless』(2015年/全米49位)までコンスタントに作品を発表し、安定したチャート成績を残している。 過去5作品のうち、ジョーイ・スタージスが3作品を手がけ、マシーン、テリー・デイトといった実力派のプロデューサーも適材適所に起用している。この人選も作品を語る上での注目ポイントで、今作はジョーイの元を再び離れ2人のプロデューサーを起用。演奏パートのプロデュースにはBORN OF OSIRIS、ERRA、POLYPHIA、WE CAME AS ROMANS、OF MICE AND MENなどの作品を手がけるNick Sampson、ヴォーカル・パートのプロデュースにはEMMURE、CROWN THE EMPIRE、YOUNG GUNSの作品を手がけたWZRDBLDが担当している。これは作品のクオリティに一切の妥協を許さないバンドの姿勢の表れといえる。 6作目となる『Shadows Inside』は、これまで通りの屈強かつオールド・スクールなメタルコアを鳴らしつつも、過去のアルバムでは聴くことのなかったメロウな楽曲が強い印象を残す作品だ。これは、ベース・プレイヤー兼クリーン・ヴォーカル担当のライアン・ネフの失恋が作品に大きな影を落としている。長年連れ添った彼女との別離を歌う「クロール」、「デス・ノウズ・マイ・ネーム」は、従来のメタルコアのスタイルというよりオーセンティックなメタルのダイナミズムを持つ。メタルコア以外のファン層にも十分アピールできる新鮮な魅力を持つのも今作の特徴だ。もちろん、アルバムの幕を開ける「シャドウズ・インサイド」をはじめ“MMI印”がクッキリと刻まれた突進力抜群でスラッシーな楽曲も収められている。 過去の例にないほど制作期間を設け、手間暇を惜しまずにたどり着いたという6作目は、“自分たちに正直な”作品に仕上がったとフロントマンのリーヴァイは語る。まだ20代後半ながら、苦難の道のりを乗り越えてきた男たちの溢れ出る感情の結晶がここに完成した。さらなる可能性を感じる手応えのある作品で、ミス・メイ・アイが本格的日本デビューを果たす! 【メンバー】 リーヴァイ・ベントン(ヴォーカル) ジャスティン・オフデムケンプ(ギター) BJ・ステッド(ギター) ライアン・ネフ(ベース/ヴォーカル) ジェロド・ボイド(ドラムス)