商品説明 DETAIL 英国プログレッシヴ・ロックを代表するアーティスト、マリリオン。常にプログレス=前進を続けるバンドの“いま”を綴る4作品が一挙日本リリースされる。1982年にシングル「マーケット・スクエア・ヒーローズ」でデビュー。1983年に『独り芝居の道化師 Script For A Jester's Tear』でネオ・プログレッシヴ(=ポンプ・ロック)旋風を巻き起こしたマリリオンは「追憶のケイリー」が全英チャート2位にランクイン。1989年に現在のシンガー、スティーヴ・ホガースが加入してからも『ブレイヴ』(1994)などの名盤を生み出し、最新作『FEAR』(2016)によって本国イギリスはもちろん、日本でも高い人気を誇り続ける。 ポーキュパイン・トゥリーやアナセマ、パイナップル・シーフなど、21世紀におけるプログレッシヴ・ロックの台頭が目覚ましい昨今、ムーヴメントの先導者であるマリリオンの存在は大きくそびえ立つ金字塔だ。 2013年にオランダ・カナダ・イギリスで行われた“マリリオン・ウィークエンド2013”が開催され、それぞれ3日間異なったテーマでライヴが行われた。本作は3月8〜10日にオランダのポルトゼランデで行われた公演の3日目、当時最新アルバムだった2012年のアルバム『サウンズ・ザット・キャント・ビー・メイド』全曲を演奏している。 このライヴには世界44カ国からファンが集まり、凄まじい盛り上がりを見せるステージだが、ガザ地区に育つ少年の視点から語られる「ガザ」からスタート、反戦への願いを込めたメッセージは20分近くまったく緊張感が緩むことがない。それはアルバム全編を貫くもので、抒情メロディの中にも凜としたサウンドは、観衆とのエネルギーの交流を得てさらに強固なものとなっている。そんなシリアスな空気がほぐれるのはアンコール。初期の名曲「ガーデン・パーティー」が演奏され、フィッシュ在籍期のスティーヴ・ホガースが歌うサプライズに会場は一気にタイトル通り盛大なパーティーとなる。 【メンバー】 スティーヴ・ホガース(ヴォーカル) マーク・ケリー(キーボード) イアン・モズレイ(ドラムス) スティーヴ・ロザリー(ギター) ピート・トレワヴァス(ベース)