オーディション番組『スター誕生』がきっかけとなって芸能界入りした山口百恵は、「としごろ」で歌手デビュー。1974年、歌詞がセンセーションとなった「ひと夏の経験」のヒットにより、典型的なアイドルとは一線を画した独自の歌手として育ち、大きく花開きます。歌手として数々のヒットを残したばかりでなく女優としても多数の映画やTVに出演。
「時代と寝た女」と称されるほど脚光を浴びました。そんな70年代が終わり、結婚を機に芸能界から身を引くことに。約7年半に及ぶキャリアに区切りをつけた彼女は、以後、マスコミに登場することはありませんが、残した歌の数々は30年以上を経てもなお人々の心に残り、愛され続けている。