商品説明 DETAIL アマゾンデジタル・ミュージックストア配信 『ザ・ベイ・コールズ・フォー・ブラッド〜デス・エンジェル ライヴ・イン・サンフランシスコ 2014』 1982年、サンフランシスコで結成されたデス・エンジェル。フィリピン系の十代の少年たちによるスラッシュ・メタル・バンドということで注目された彼らは、当時既にブレイクしていたメタリカのカーク・ハメットの目に止まる。カークがプロデュースしたデモでレコード契約を手にしたことで、バンドのスラッシュ・メタルの旅路が始まった。 バンドの歴史を語るのは、オリジナル・メンバーのロブ・カヴェスタニィ(ギター)とマーク・オゼグエダ(ヴォーカル)だ。1982年、イギリスのメタル・ブーム(NWOBHM)の影響下からバンドをスタート、ベイ・エリア・スラッシュの勃興から1988年、「ボアード」によるMTVヒット、メジャー進出しての『アクトIII』(1990)、ツアー・バス事故による活動停止、ジ・オーガニゼイションとしての活動、再結成、そして『リレントレス・レトリビューション』(2010)に伴う大規模なワールド・ツアーまでを網羅している。 初期のフライヤーから1987年コネチカット、1988年オランダ、1990年ニューヨークでのクラブ・ライヴ映像から活動休止中に組まれたジ・オーガニゼイション、スウォームのステージ、2001年『スラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ』での再結成ライヴ、2011年のワールド・ツアーからのカリフォルニア『サイオン・ロック・フェスト』、ドイツ『バング・ユア・ヘッド』フェス、そして彼らの中を流れる血の源流であるフィリピン・マニラでの『パルプ・サマー・スラム』フェスまで、彼らの歴史を彩ってきたライヴ・パフォーマンスも数多く収録されている。 1991年4月の来日公演の裏の複雑な事情についても語られるなど、知られざる逸話が幾つも明らかになり、握りしめたままの両拳を開くことが出来ない約2時間半だ。 また、彼らと共にスラッシュ・メタルの礎を築いてきた仲間たちの談話も収められている。チャック・ビリー(テスタメント)、ゲイリー・ホルト(エクソダス/スレイヤー)らベイ・エリア勢、NYスラッシュからはスコット・イアンとチャーリー・ベナンテ(共にアンスラックス)らがインタビューに答える本作は、いわばデス・エンジェルを軸としたスラッシュ・メタル史と呼ぶことも出来る。さらにアンドレアス・キッサー(セパルトゥラ)、マイケル・アモット(カーカス/アーチ・エネミー)、ランディ・ブライ&クリス・アドラー(ラム・オブ・ゴッド)、ビョーン・“スピード”ストリッド(ソイルワーク)など、デス・エンジェルを敬愛するアーティスト達も語っている。 本作を監督したトミー・ジョーンズは、アルバム『ザ・ドリーム・コールズ・フォー・ブラッド』(2013)のメイキングをとらえた『ザ・メイキング・オブ・『ザ・ドリーム・コールズ・フォー・ブラッド』』も手がけており、バンドの音楽性、そして彼らが垣間見せる素顔を見事に切り取っている。 ボーナス映像特典として、2011年カリフォルニア『サイオン・ロック・フェスト』での「ミストレス・オブ・ペイン」を収録。 また『ザ・ベイ・コールズ・フォー・ブラッド〜デス・エンジェル ライヴ・イン・サンフランシスコ 2014』は2014年12月、バンドの本拠地であるサンフランシスコのクラブ『スリムズ』でのステージを収めた、最新ライヴ・アルバムだ。最新作『ザ・ドリーム・コールズ・フォー・ブラッド』からのナンバーを中心に、再結成後の「ベリード・アライヴ」や「トゥルース」、そして初期の代表曲「ボアード」などを含めたセットリストで、現在もスラッシュし続ける彼らのライヴを捉えている。 【出演者】 -デス・エンジェル- マーク・オセグエダ(ヴォーカル) ロブ・キャヴェスタニィ(ギター) テッド・アギュラー(ギター) ウィル・キャロル(ドラムス) デミアン・シッソン(ベース) -ゲスト- チャック・ビリー(テスタメント) ゲイリー・ホルト(エクソダス/スレイヤー) スコット・イアン(アンスラックス) ランディ・ブライ(ラム・オブ・ゴッド) クリス・アドラー(ラム・オブ・ゴッド/メガデス) ビョーン・“スピード”ストリッド(ソイルワーク) アンドレアス・キッサー(セパルトゥラ) チャーリー・ベナンテ(アンスラックス) マイケル・アモット(カーカス/アーチ・エネミー) ガイ・マーケイス(サフォケイション) ドク・コイル(ゴッド・フォービッド) ダニ・エヴァンズ(エイルストーム) ダンコ・ジョーンズ