商品説明 DETAIL
| 2016年5月13日発売 |

伊藤政則のロックTV!10月7日(土)25:30放送から販売開始!
今年で結成20年目を迎えるスウェーデン出身のヘヴィメタル・バンド、“グランド・メイガス”が8枚目のフル・アルバム『ソード・ソングス』をリリース!血と汗と涙の結晶である今作は今まで以上にアグレッシヴでエクストリーム!オールドスクールのスピリットを20年に亘って養い歴戦のへヴィメタル・ディフェンダーとなった彼らに、もはや“元スピリチュアル・ベガーズのシンガー在籍”“ドゥーム”といった枕詞は必要ない!ボーナストラックとしてディープ・パープルのカヴァー「嵐の使者」収録! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
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当初のグランド・メイガスが志向したサウンドは、ブルーズ・ハードの流れを汲むドゥーミーなハードロック……つまりはブラック・サバスにストーニッシュなサザンロック・テイストを注入し、ヘヴィかつビッグなリフワークでプレイするというもの。JBのソウルフルかつ伸びやかな歌唱力、ニヒリスト〜エントゥームドやグレイヴ、アンリーシュトなどを生んだストックホルム・スタイル・デスメタルのお膝元という土地柄を感じさせるブルータルなサウンドメイキングは、いずれも良い方向へと作用し、群雄割拠を極めたドゥーム/ストーナー界隈における北欧の枢軸となるのに時間はかからなかった。その後彼らは同じくライズ・アバヴより2枚のフル・アルバム『モニュメント』(2003)、『ウルフズ・リターン』(2005)をリリースしている。2002年にJBがスピリチュアル・ベガーズへと加入、スパイスの後釜という大役を想像を上回る形でこなし、旧来のファンから大いに歓迎されたという事実も、グランド・メイガスの成功を後押ししたことだろう。
転機の訪れは、彼らにとって初めてのメンバー・チェンジによってもたらされた。『ウルフズ・リターン』のリリース翌年、長年共にプレイしたトリッセが脱退し、新たに様々なバンドを渡り歩いた職人ドラマー、セバスティアン“セブ”シポーラが加入。これを機にグランド・メイガスは、『モニュメント』から『ウルフズ・リターン』にかけて徐々に見せ始めていたトラディショナルなヘヴィメタルへの憧憬を開放する。2008年に再びライズ・アバヴよりリリースされた4thアルバム『アイアン・ウィル』で具現化したその方向性は、初期の泥臭いブルーズロックのテイストを叩き台にドゥームロックにおける初期トラブルやロニー・ジェイムス・ディオ在籍時ブラック・サバスの側面を拡張し、ジューダス・プリーストやマノウォー、マーシフル・フェイトにまで通じる“ヘヴィメタル”としか形容できないものへと進化を遂げた音楽性となっていた。ここで前述の歌唱力が最大限に活かされたことはもちろん、ダイナミックなヘヴィネスは単なるレイドバックとは異なる現行のヘヴィメタル・バンドとしての存在感を提示することに一役買い、持ち前のメランコリックなメロディもヘヴィメタルらしさを際立たせる重要な役割を果たした。オールドスクールでありながら新鮮なヘヴィメタルの在り方を、ハイ・オン・ファイア『ブレスド・ブラック・ウイングス』とは一味異なる経緯とスタイルで確立したのだ。
水を得た魚の如くヘヴィメタル道を邁進し始めたこともあってかJBは2010年にスピリチュアル・ベガーズを脱退、グランド・メイガス専属となり、同年には老舗ロードランナー・レコーズより『ハマー・オブ・ザ・ノース』をリリースしている。同作のリリース後には再びメンバー・チェンジを行い、スピリチュアル・ベガーズの盟友ルートヴィヒ・ウィットが新ドラマーとして加入。名門ニュークリア・ブラスト・レコーズとの契約を果たした彼らはその後、ヘヴィメタルならではの一貫した美学に裏打ちされた『ザ・ハント』(2012)、『トライアンフ・アンド・パワー』(2014)を同レーベルよりリリース。エピック/ペイガンの要素を強めているのが近年の特徴と言えるだろう。そして間髪射れずにリリースされる『ソード・ソングス』。このタイトルから、ヘヴィメタル以外の何を想像すべきだろうか。
ヤンネ“JB”クリストファーズソン(ヴォーカル/ギター)
マッツ“フォックス”スキナー(ベース)
ルートヴィヒ(ドラムス)