商品説明 DETAIL
2017年6月16日 発売
ウィジャ盤で次々と霊を呼び出してしまった少女に襲いかかる恐怖!ホラー・メタル・バンド、カラック・アングレンが戦慄の死の世界へと誘う!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
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『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』別形態
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カラック・アングレンの音楽的ルーツはブラック・メタルにあるが、彼らは自らのスタイルを「ホラー・メタル」と称し、自分たちの活動をアルバム、あるいはライヴを通じた「ホラー・ストーリーテリング」であるとしている。音楽的に展開が複雑というより、ホラー映画的な場面転換を思わせるリズム・チェンジや雰囲気の急変が多用され、まさに「ホラー・メタル」「ホラー・ストーリーテリング」としか形容しようがない世界観が作り上げられている。扱われるテーマも、ファンタジー、ゴシック色が強い。バンド名はトールキンの指輪物語からとられているし、「死は幽霊船からやって来た」「死体たちが永遠に沈むところで」というアルバム・タイトルからも、彼らの持つファンタジー性を想像できるだろう。『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』では、そのストーリーテリングにさらなる磨きがかかる。
今回は何と、リスナーすらもそのストーリーの中に取り込まれる仕組みになっているのだ!本作のテーマは「ウィジャ盤で長い時間遊び過ぎてしまった少女」。ウィジャ盤というのは、日本で言えばコックリさんにあたるもの。アルバム冒頭、ウィジャ盤を使い、チャーリーという霊を呼び出してしまった少女は、恐怖のあまり逃げ出してしまう。部屋に取り残されたのは、リスナーであるあなた自身。次々と霊は現れつづけ、リスナー自身がそのストーリーの聴き手となるのだ。アルバム・タイトルである「腐敗したもの中で踊り、笑え」というのは、死者の輪に入り、その世界を体験しろ、ということ。つまりリスナーである我々へ向けたメッセージなのだ。
音の方も、いつものカラック・アングレンだ。不気味に、そしてゴージャスに、ゴースト・ストーリーを語っていく。シンセサイザーをふんだんに使いオーケストラやクワイヤを再現、そして彼ら特有のやや特殊なコード進行でその世界観が盛り立てられていくのだ。ピーター・テクレンの手によるミックスも素晴らしい。
前作『This Is No Fairytale』も、ミックスはピーター・テクレン所有のアビス・スタジオで行われているが、カラック・アングレンとピーターの関係というのは、単にバンドとエンジニアというだけではない。ピーターとティル・リンデマンのプロジェクト、Lindemannのデビュー作『Skills in Pills』製作にあたり、オーケストラ・アレンジメントの助人に任命されたのが、他ならぬカラック・アングレンのキーボード担当、アルデックだったのだ!『This Is No Fairytale』をミックス中に、そのオーケストレーションのクオリティの高さにピーターが驚愕したことが、起用の理由とのこと。つまり『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』は、カラック・アングレンとピーター・テクレンが、お互いリスペクトしあう中で生まれた作品なのだ。そのクオリティが高いのも当然である。
本作はシンフォニック・ブラック・メタル・ファンはもちろん、ヘヴィ・メタルの持つドラマティックさが好きな人なら、誰でもたちまちその世界に引きずり込まれてしまうに違いない。ぜひとも夜、一人でじっくりと聴いてみて欲しい。
【メンバー】
セレガー(ヴォーカル/ギター)
アルデック(キーボード/オーケストラ)
ナムタル(ドラムス)