永遠のギター・ヒーロー、マイケル・シェンカーがニュー・アルバムをリリース!ゲイリー・バーデン、マイケル・キスク、ラルフ・シーパースら豪華ゲストが参加。ボビー・ロンディネリ、ボブ・デイズリー、トニー・カレイら元レインボー勢が参加したロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュート曲は必聴!




2022年5月27日 世界同時発売

ドイツが産んだ永遠のギター・ヒーロー、マイケル・シェンカーが、ニュー・アルバムをリリースする!今回も、前作『イモータル』(21年)に引き続き、マイケル・シェンカー・グループ名義。マイケル・シェンカー・フェスト以降のアルバムでは、一体どんなミュージシャンが参加しているかが一つの目玉になっているが、『ユニヴァーサル』と題された今回の作品では、輪をかけてゴージャスなラインナップがフィーチャされている。

メインのヴォーカルを務めるのは、レインボーにヴァンデンバーグ、ディスティニアと、現在ヘヴィメタル界で最も引っ張りだこのシンガー、ロニー・ロメロ。さらにMSGと言えばこの人、ゲイリー・バーデンも、アルバムに花を添えている。これだけでも十分豪華だが、さらにハロウィンのマイケル・キスク、プライマル・フィアのラルフ・シーパースまでもが参加しているというのだから、ゴージャスこの上ない。

さらにドラムにはサイモン・フィリップス、ブライアン・ティッシー、ボビー・ロンディネリ、ボド・ショプフ、ベースにはボブ・デイズリー、バリー・スパークス、バレンド・クルボワが参加と、さながらオールスター・バンドの様相だ。

もちろん今回もマイケルらしい名曲が詰まった本作であるが、中でも注目すべきは、「コーリング・バアル/ア・キング・ハズ・ゴーン」。この曲は、マイケルによるロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュート。特に『Rising』(76年)でのロニー・ジェイムズ・ディオのパフォーマンスに捧げているというこの曲では、マイケル・キスクがヴォーカルを担当。さらにボビー・ロンディネリ、ボブ・デイズリーという元レインボー勢が、ガッチリとリズム隊を務める。また、「Tarot Woman」(『Rising』収録)へのオマージュだというイントロ、「コーリング・バアル」でモーグ・シンセを操るのは、『Rising』でプレイしていたトニー・カレイその人だと言うのだから、このトリビュートの本気ぶりがうかがえる。

とまあ、HR/HMファンがワクワクする要素がすべて詰まったような本作。これを聴かない理由を見つける方が難しいような内容だ。2年連続でマイケル・シェンカーの新譜を聴けるなんて、HR/HMファン冥利に尽きるというもの。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き/日本盤限定ボーナストラック収録】



マイケル・シェンカー (ギター)
ロニー・ロメロ (ヴォーカル) [レインボー、ヴァンデンバーグ、DESTINIA]
マイケル・フォス (ヴォーカル)
ゲイリー・バーデン (ヴォーカル)
マイケル・キスク (ヴォーカル) [ハロウィン]
ラルフ・シーパース (ヴォーカル) [プライマル・フィア]
バリー・スパークス (ベース/キーボード)
ボブ・デイズリー (ベース) [レインボー、ゲイリー・ムーア、オジー・オズボーン]
バレンド・クルボワ (ベース) [ブラインド・ガーディアン]
サイモン・フィリップス (ドラムス) [TOTO、ザ・フー、ジェフ・ベック]
ボド・ショプフ (ドラムス)
ボビー・ロンディネリ (ドラムス) [レインボー、ブラック・サバス、クワイエット・ライオット、ブルー・オイスター・カルト]
ブライアン・ティッシー (ドラムス) [ホワイトスネイク、フォリナー]
スティーヴ・マン (キーボード)
トニー・カレイ (キーボード) [レインボー]

■ CD収録予定曲

  1. 01. エマージェンシー マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/サイモン・フィリップス(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース)/
    スティーヴ・マン(キーボード)/マイケル・フォス(コーラス)
  2. 02. アンダー・アタック マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)
  3. 03. コーリング・バアル トニー・カレイ(キーボード)
  4. 04. ア・キング・ハズ・ゴーン マイケル・シェンカー(ギター)/マイケル・キスク(ヴォーカル)/ボビー・ロンディネリ(ドラムス)/ボブ・デイズリー(ベース)/トニー・カレイ(キーボード)
  5. 05. ジ・ユニヴァース マイケル・シェンカー(ギター)/ゲイリー・バーデン(ヴォーカル)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース)/
    スティーヴ・マン(キーボード)/マイケル・フォス(コーラス)
  6. 06. ロング・ロング・ロード マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)/
    マイケル・フォス(コーラス)
  7. 07. レッキング・ボール マイケル・シェンカー(ギター)/ラルフ・シーパース(ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)
  8. 08. イエスタデイ・イズ・デッド マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ブライアン・ティッシー(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース/キーボード)/
    スティーヴ・マン(キーボード)/マイケル・フォス(コーラス)
  9. 09. ロンドン・コーリング マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/
    スティーヴ・マン(キーボード)/マイケル・フォス(コーラス)
  10. 10. サッド・イズ・ザ・ソング マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/サイモン・フィリップス(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース)/
    スティーヴ・マン(キーボード)
  11. 11. オ・ルヴォワール マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/サイモン・フィリップス(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース/キーボード)/
    スティーヴ・マン(キーボード)

《世界共通ボーナストラック》

  1. 12. ターン・オフ・ザ・ワールド マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ブライアン・ティッシー(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)
  2. 13. ファイター マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ブライアン・ティッシー(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)

《日本盤限定ボーナストラック》

  1. 14. ヘルプ マイケル・シェンカー(ギター)/ロニー・ロメロ(ヴォーカル)/ブライアン・ティッシー(ドラムス)/バリー・スパークス(ベース/キーボード)/
    スティーヴ・マン(キーボード)/マイケル・フォス(コーラス)
  2. 15. ロンドン・コーリング(オルタナティヴ・ヴォーカル・ミックス) マイケル・シェンカー(ギター)/マイケル・フォス (ヴォーカル)/ボド・ショプフ(ドラムス)/バレンド・クルボワ(ベース)/スティーヴ・マン(キーボード)


■ 海外プレスリリース訳

この地球で、マイケル・シェンカーほど長きに渡ってこうも多くの著名なミュージシャンたちに影響を与えたロック・ギタリストはいないだろう。そのずば抜けて柔軟なスタイル、汲めども尽きぬ豊富なアイデア、そしてフックやメロディへの本能的なフィーリングを備えたマイケル・シェンカーは、不撓不屈のエネルギーと衝動で、その長いキャリア中、ずっと人々に感銘を与え続ける生きる伝説だ。1970年代初頭、ザツシュテット出身のブロンドのアックスマンは、スコーピオンズでその国際的キャリアをスタートし、イギリスのロック・グループ、U.F.O.に加入した後、世界的な名声を獲得。マイケル・シェンカー・グループ、テンプル・オブ・ロック、マイケル・シェンカー・フェスト、そして自身の名前の下、彼が収めた50年以上に及ぶ絶え間なき世界的成功は、短命が常の音楽業界において、まったく異例なことであった。

2022年5月27日、MSGの最新アルバムがリリースになる。タイトルは普遍的なという意味を持つ、『ユニヴァーサル』。本作には、アンセミックなメロディ、キャッチーなギター・リフ、そして刺激的なソロと言った、マイケルという卓越したミュージシャンが持つすべての特長が詰まっている。我々の期待通り、今回も数多くの仲間の一流ミュージシャンたちが参加。今後のツアーでもMSGのフロントマンを務める予定であるメイン・ヴォーカリスト、ロニー・ロメロ(レインボー、ヴァンデンバーグ)に加え、マイケル・キスク(ハロウィン)といったシンガーたちをフィーチャ。ドラムはサイモン・フィリップス(TOTO、ザ・フー)、ブライアン・ティッシー(ホワイトスネイク、フォリナー)、ボビー・ロンディネリ(レインボー、ゲイリー・ムーア)、ボド・ショプフ(エロイ)、ベースはボブ・デイズリー(ブラック・サバス)、バリー・スパークス(マルムスティーン、ドッケン)、バレンド・クルボワ(ブラインド・ガーディアン、ザック・ワイルド)らがプレイ。さらにスペシャル・ゲストとして トニー・カレイが参加しているが、これについてはまた後ほど詳しく。

まずは本作の基本情報についてお伝えしよう。前作『イモータル』(2019年)やマイケル・シェンカー・フェストの『レザレクション』(2018年)、『レヴェレイション』同様、『ユニヴァーサル』は、マイケルにとっては第2の我が家のような、マイケル・フォス(レスマン/フォス、マッド・マックス)のキッドルーム・スタジオで、マイケルとフォスによるプロデュースで制作された。「マイケル・フォスは、俺がアイデアを練って、曲を完璧に把握し、同時にヴォーカルのアイデアを仕上げるまで、快く待っていてくれるんだ」と、マイケルは2人の緊密で実り多いコラボレーションについて語っている。「それからドラム、ベースといくつかのキーボード・パートに手を付ける。彼はいつもたくさんの素晴らしいアイデアをこっそり用意しているんだよ。」頭から離れなくなるオープニング・ナンバーの「エマージェンシー」、そしてそれに続くさりげなくグルーヴィな「アンダー・アタック」。ロニー・ロメロとゲイリー・バーデンによる、雰囲気たっぷりのデュエットをフィーチャした「ザ・ユニヴァーサル」。いつものように素晴らしい歌声を聴かせるラルフ・シーパースによる「レッキング・ボール」。イギリスの首都の音楽的スピリットへのオマージュである「ロンドン・コーリング」。『ユニヴァーサル』には音楽的ハイライトが数多くある。

ハロウィンのマイケル・キスクが歌うロック・アンセム、「ア・キング・ハズ・ゴン」と、そのイントロ「コーリング・バール」は特別なナンバーであり、あのロニー・ジェイムズ・ディオ、特に1976年のハードロック・クラシック、レインボーの『Rising』における彼のパフォーマンスへのトリビュートになっている。だから、マイケルは、ボビー・ロンディネリとボブ・デイズリーからなるオリジナルのレインボーのリズム・セクションを復活させ、さらにやはり『Rising』に参加したトニー・カレイに、そのオープニング・ナンバー「Tarot Woman」の象徴的なイントロを直接参照するものとして、素晴らしいモーグ・シンセ・ソロを弾いてもらった。「コーリング・バール/ア・キング・ハズ・ゴン」の素晴らしい仕上がりは、音楽的にも歌詞的にも、すでに今日に至るまでのマイケルのキャリア史上、最も重要で成功した曲の1つと考えらる。

これらのハイライトに加え、Zsofia Dankova(パワーウルフ等)による目を見張るアルバム・カヴァーでは、マイケルが未来の宇宙船に乗り、軌道を周回している。これは、マイケル自身のヴィジョンに基づいたものだ。「このアルバム・カヴァーの元々のアイデアは数年前からあったのだけど、今になってやっとこれが完璧にピタリと来る時が来た。だから、いくつか前に描いたスケッチをアトミック・ファイア・レコードに送って、それに基づいて最終的なアートワークとアルバム・タイトルが出来上がったのさ。」
間違いない。タイトル、アートワーク、そして新曲の数々は、どれもMSGにふさわしいもの。特徴的なあのフライングVが、マイケルにふさわしいように!