商品説明 DETAIL 【仕様(予定)】 ※仕様は変更になる場合がございます。 ・『ストーンズ - ライヴ・イン・リーズ 1982』Blu-ray ・『ストーンズ - ライヴ・イン・リーズ 1982』2枚組ライヴCD ・3枚組LPレコード ・ブラバド製オフィシャルTシャツ (S/M/L/XL) ・復刻ツアーパンフレット 【Tシャツ寸法】 【Sサイズ】着丈:65cm / 身幅:48cm / 袖丈:18cm 【Mサイズ】着丈:69cm / 身幅:51cm / 袖丈:19cm 【Lサイズ】着丈:73cm / 身幅:54cm / 袖丈:21cm 【XLサイズ】着丈:77cm / 身幅:57cm / 袖丈:23cm 【下記の注意事項をよくご確認の上お申し込みください】 ・予約商品は商品ページに記載されている発送日または発売日のお届けとなります。 ・発売日より前にお届け希望日をご指定いただいいた場合、ご希望に沿うことができません。 ・限定数に達し次第販売を終了いたします。 ・海外への発送はいたしません。 ・This product is for sale in Japan only. Overseas order and shipping are not available. ・限定商品のため、決済方法を問わずお申し込み後のキャンセルは一切お受けできません。 ・異なる発売日の商品を同時にご購入の場合、一番最後に発売の商品にあわせての発送となります。 〜BARKS NEWSより〜 話題騒然の『ストーンズ-ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム 1990』に続くローリング・ストーンズのアーカイヴ映像シリーズ “From The Vault” の第5弾作品はこれに決まった、『ストーンズ-ライヴ・イン・リーズ 1982』だ! 1982年ヨーロッパ・ツアーのファイナル・コンサートにして、ピアニストのイアン・スチュアートが参加した最後のストーンズのライヴである。 この時期の青空の下での野外コンサートと言えば、映画『レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』で捉えられた前年のアリゾナ州テンピのサン・デヴィル・スタジアムでのコンサートのことを思い起こすファンが多いと思うが、こちらはその時の2倍以上、一説によると約15万人を集めたとも言われる巨大コンサート。複数アーティストの名前が並ぶフェスティヴァルやフリー・コンサートを除けば、この当時ストーンズのライヴ史上でも最大規模のもので、そこでにこやかにピアノを弾くイアン・スチュアートの雄姿もアップで捉えられている貴重な映像である。 イアン・スチュアートとはもちろんストーンズ成立時のピアニストで、デビュー時のマネージャーの指示によってロード・マネージャーに格下げとなりながらも、そのブルース/R&Bへの深い愛情でその後も長くグループの精神的支柱でもあったことは、ストーンズ・ファンにはよく知られているだろう。そんなスチュは、このコンサートの後、ストーンズがツアーを休止中の'85年に心臓麻痺で亡くなっている。というわけで'82年のこれが彼が最後にプレイしたストーンズのギグとなってしまったわけだが、自分の身に起こる悲劇を予感していたからということではないだろうが、生前、自分の後継者となるべき人材を探し出し、自分が持っているブギ・ウギ・ピアニストとしてのスキルやブルース/R&Bの知識を継承しようと務めていた。その「人材」として白羽の矢が立てられたのが下オールマン・ブラザーズ・バンド〜シー・レヴェルのキーボーディストだった米国人チャック・リーヴェルで、このコンサートの映像では二人が一台のピアノに仲良く座って連弾でブギ・ウギ・ピアノを弾くという、見方によればストーンズ史的にも重要な意味を持つ感動的なシーンが含まれている! このチャックがその後、スチュの期待通り、サポート・ミュージシャンとしてずっとストーンズを支え続けていることはご存じだろう。 '82年7月25日、英国はウェスト・ヨークシャー州のリーズにあるラウンドヘイ・パークで開催されたこのコンサートがフルで映像作品になるのはもちろん初めて。しかし、古くからのストーンズ・ファンはごく断片的にであるが、この時の映像を目にしている可能性がある。それは1984年にリリースされたプロモーション・ヴィデオ集『VIDEO REWIND』(日本で最初に発売された時の邦題は『ザ・ローリング・ストーンズ/グレート・ビデオ・ヒット』)の中で、この時の映像が少しだけ使われていたからだ。主人公のビル・ワイマンがミック・ジャガーと寸劇めいたやりとりを広げながら次々とヴィデオを紹介していくこの作品の最後に、1981年〜'82年の各所で撮られた映像が組み合わせられた「スタート・ミー・アップ」の演奏シーンがあったのだが、その中で青空をバックにストーンズのメンバーがもっと躍動しているように見え、当時のファンを驚かせたのがこの'82年のリーズの映像だったからだ。 同じ『刺青の男(Tattoo You)』ツアーではあるものの、ふたつの公式映像がリリース済み、ライヴ・アルバム『スティル・ライフ』でもその様子を知ることができた'81年北米ツアーとは違い、'82年の映像作品が正式公開されるのはこれが初めて。当時、日本のテレビ朝日の取材チームが「ベスト・ヒット・USA」のために撮ってきた、ロンドン・ウェンブリー・スタジアム公演のオープニング・シーンの映像を食い入るように見ていた世代としては、'82年のストーンズがフルで見られる、というだけで嬉しくなってしまう。 「アンダー・マイ・サム」に始まり、「サティスファクション」で終わる、前年の北米ツアー後半に固まったセット・リストが大筋で継承されてはいるが、大ヒット・バラード「悲しみのアンジー」が取り上げられていたり、キーボードが前年のイアン・マクレガンからそのチャック・リーヴェルに、サックス奏者がアーニー・ワッツからジーン・バージに変更となっており、一部の曲のアレンジも変更になっているなど資料的にも意義深いリリースとなる。それ以上に注目されるのは、公式ブートレグとしてこのコンサートの音源が “Stones Archive”から2012年に有料配信が開始された時に大いに話題になった、ストーンズとしては異色なほどのハイ・テンポの演奏という部分かもしれない。なお、同アーカイヴのサイトでは、この配信音源のプロモーションのために用意された、このリーズ公演のダイジェスト映像も見ることができる。 ストーンズ・ファンにとって「リーズ」でのライヴと言えば長く、今年『スティッキー・フィンガーズ』のスーパー・デラックス・エディションのボーナスとして公式フル・リリースされた'71年のリーズ大学のライヴを指すことが多かったはずだが、ストーンズ史を彩るもうひとつの「リーズ」ライヴとして、また'69年からギタリスト変更も挟んでコンスタントに続いてきた中期ストーンズのライヴ・バンドとしての躍進の時代を締めくくる巨大規模ライヴとして位置づけられるこのスペシャルなコンサートの「目撃者」になれる日は、もうすぐだ! 今回も長編解説書きます。 寺田 正典 【ミュージシャン】 ミック・ジャガー(ヴォーカル) キース・リチャーズ(ギター) ビル・ワイマン(ベース) チャーリー・ワッツ(ドラムス) ロニー・ウッド(ギター) 【サポート・ミュージシャン】 イアン・スチュアート(ピアノ) チャック・ラヴェール(キーボード/バッキング・ヴォーカル) ジーン・バージ(サックス) ボビー・キーズ(サックス)