商品説明 DETAIL アメリカはアイオワ出身のヘヴィ・メタル・バンド、スリップノットについて多くの説明は必要ないだろう。9人という大所帯、メンバー全員がマスクをかぶりジャンプスーツを着用という特徴的な出で立ちがトレードマークの彼らは、99年にバンド名を冠した『スリップノット』でデビューすると、またたく間にスターダムへとのし上がった。これまでに5枚のスタジオ・アルバムをリリースしているが、デス・メタルからも影響を受けたその激しい音楽性にもかかわらず、そのうち4枚が全米で100万枚以上、デビュー作に至っては200万枚を超える売り上げを記録している。 今回発売となる『デイ・オブ・ザ・グサノ~ライヴ・イン・メキシコ』は、2015年12月5日、メキシコ・シティで行われた、スリップノット初のメキシコ公演の模様を収めたものだ。アメリカから遠く隔たった日本では00年に初来日が実現、これまでに計9度の来日公演が行われていることを考えると、地続きであるメキシコの初公演が15年というのは驚きだ。 メキシコは、非常に熱狂的なメタル・ファンが多い地。さらにマゴットと呼ばれるスリップノットのファンは血の気が多いことでも有名。この組み合わせだけでも十分ヤバいのに、彼らは15年以上もおあずけを食らわされていたのだ。ライヴが盛り上がらないわけがない。ついに念願かなったメキシコのマゴットたちの興奮、そしてそれに呼応し、いつにも増してテンションが上がるスリップノットのメンバーたちのエネルギーが、画面からも伝わってくる。 本公演がスリップノット史上最高のものであるというのは、決して誇張ではない。9人のメンバーが自分の役柄に徹し、巨大なステージを所狭しと駆け回る。そして次々と披露される、名曲の数々。ファンたちは、当然それに大合唱で応える。これほど完成されたエンターテインメントが他にあろうか。本作はもちろん、この日に演奏された17曲すべてを完全収録。 さらに、ライヴの裏側も覗いてみたいという人には、『劇場公開ドキュメンタリー映画「デイ・オブ・ザ・グサノ」』とのセットがお薦め。こちらはその名の通り、メキシコ公演の模様に加え、その舞台裏も追った90分に渡るドキュメンタリーになっている。監督は、スリップノットのコンセプトを担う中心メンバー、ショーン“クラウン”クラハン。初のメキシコ公演に向けた意気込みや、ファンの重要性、バンドの内幕が語られていく興味深いインタビューに加え、メキシコ・シティを散策するリラックスしたメンバーの様子やリハ映像なども収録。 本ドキュメンタリーのクライマックスは、スリップノットのメンバーとファンたちの交流の場であるミート・アンド・グリートのシーン。癌との闘病時にスリップノットを心の支えにしていた。人生を変えてくれた。辛いときもスリップノットを聴いて困難を乗り越えた。バンドに次々と感謝の言葉を述べるファンの姿、そしてその言葉を真摯に受け止めるスリップノットメンバーの姿は、感動的ですらある。 スリップノット式超一流エンターテインメントを自宅で楽しめる『デイ・オブ・ザ・グサノ~ライヴ・イン・メキシコ』、そしてスリップノットというスーパースターたちの「素顔」に迫る『劇場公開ドキュメンタリー映画「デイ・オブ・ザ・グサノ」』。いずれも必見! 【メンバー】 コリィ・テイラー(ヴォーカル) クレイグ・ジョーンズ(サンプラー) ミック・トムソン(ギター) クリス・フェーン(パーカッション) アレッサンドロ・ヴェンチュレラ(ベース) シド・ウィルソン(ターンテーブル) ジェイ・ワインバーグ(ドラムス) ジム・ルート(ギター) ショーン・クラハン(パーカッション)