ザ・ローリング・ストーンズ/ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016【通常盤DVD】

2016年10月28日 発売


ザ・ローリング・ストーンズ。本年3月25日、キューバの首都ハバナで約120万人以上、計測不能の大観衆を集めて行なわれた歴史的フリー・コンサートが全世界一斉映画公開に続き、早くも映像音源化!DVD/Blu-ray/2枚組ライヴCDなどマルチフォーマットで日本先行世界最速リリース決定!寺田正典氏による数万字に及ぶ大長編解説書つき!【日本先行発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入】

ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016【通常盤DVD】

ザ・ローリング・ストーンズ ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016

商品形態
通常盤DVD
品番
GQBS90197
JANコード
4562387201549
価格
7,020円(税抜 6,500 円)
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商品説明 DETAIL


ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016
セット内容比較表

500セット通販限定
スーパー・プレミアム・ボックス
完全数量限定生産
初回限定盤 通常盤
Blu-rayまたはDVD
ハバナ・ムーン
2枚組CD
ハバナ・ムーン
3枚組LP
日本製 東洋化成プレス

Blu-rayまたはDVD
オレ!オレ!オレ!
ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ
日本盤のみ/世界未公開

オフィシャルTシャツ
ブラバド製 [S/M/L/XL]

S/M/XLは
当ストア限定
販売サイズ
輸入ハードカバー写真集


このコンサート に関しては日本でも国際ニュースの枠で大きく報じられたのでご存じの方も多いだろう。長く断交していた米国とキューバが54年ぶりに国交を回復、それを受けてのオバマ大統領による歴史的なキューバ訪問(3月20)の直後にハバナで実現した西側の超大物ロック・バンドによるフリー・コンサートとあっては世界のメディアから大きな注目を浴びるのは必然だった。

映画のタイトルは『ハバナ・ムーン』。これは彼らも尊敬するロックンロールのオリジネイター、チャック・ベリーのファースト・アルバム『アフター・スクール・セッション』(1957年リリース)に収められていた異色のムーディなナンバーからとられている。革命後のキューバが1961年に米国と国交を断絶する以前、ラム酒を飲みながらロックンロールで踊ることも普通だった頃のハバナを舞台にした歌だったが、そんな歌のタイトルを、キューバと米国の国交回復の年に行なわれた記念すべきコンサートの模様を収めた映画のタイトルに持ってくるセンスがまず素晴らしい。このタイトルだけで、この映画の成功は約束されたも同然ではないか!とぼくなどは思ってしまったほどだ。

思えばストーンズが活動を開始したのは1962年。これはまさにキューバ危機が起こった年でもある。以降、ストーンズは東西連戦下で西側世界の若者文化を代表する存在として大きな成功を収めていくが、彼らが「壁」の向こう側の東側の社会に対して高い関心を持ち続けてきたことも見逃せない。1967年に西側の有力バンドとして初めてポーランド公演を行なったのもその例であり、'70年代にはもう中国やソ連での公演の可能性を探っていた。'80年代半ば以降グループ活動が停滞したこともあったが、ベルリンの壁が揺らぎ始めた1989年にはツアー活動を再開、'90年にはチェコスロヴァキア、'95年にはハンガリー、'98年にはロシア、2006年には中国と、かつての「壁」の向こう側の国々の音楽ファンを攻略してきた。

そうしたストーンズの活動は、ロンドン経済大学で学んだミック・ジャガーが「壁の向こう」の社会、あるいは人々に対して強く持っている興味に支えられてきたのではないかと推測しているのだが、2016年のキューバでのコンサートは、まさにその集大成と言えるものであったに違いない。それはミックがコンサートの事前調査のために前年10月に単身ハバナを訪れたりしていたことからも十分伝わってきていた。

演奏やセット・リストは、この年の2〜3月に行なわれた南米ツアーのものが踏襲されているが、2014年に亡くなったボビー・キーズの代わりに加入したサックス奏者のカール・デンソン、長くストーンズ・ファミリーの一員として活動してきたリサ・フィッシャーに代わって起用されたヴォーカリストのサーシャ・アレンといった、新たに加わったメンバーたちの新鮮かつアグレッシヴなサポートぶりにも要注目。'89年のアルバム『スティール・ホイールズ』以来、ストーンズの活動を陰に陽に支えてきたキーボーディスト、マット・クリフォードの好サポートぶりも今回はハッキリと確認できる。そしていつもの「無情の世界」はここでも、ハバナのコーラス・グループとの共演が実現している。

監督は、ストーンズで言えば2013年7月のロンドン、ハイド・パークでのライヴを撮り、スケール感溢れる映像にまとめあげたポール・ダグデイル。彼は9月に行なわれるトロント国際映画祭でプレミア公開されるストーンズのこのキューバ公演も含む今年のラテン・アメリカ・ツアーのドキュメント・フィルム『オレ!オレ!オレ!:ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』も手がけているという。ストーンズ側から相当に厚い信頼を得ていると思われる実力派だ。

映画のイントロとエンディングで流れるのは『メイン・ストリートのならず者』のデラックス・エディションからの2曲(「プランダード・マイ・ソウル」と「パス・ザ・ワイン(ソフィア・ローレン)」)。1972年の傑作アルバムのしかもアウトテイクを何故敢えてこのキューバでのライヴ・ドキュメントの前後に加えてきたのか?なんてこともいろいろと考えを巡らせながら、美しい「ババナ・ムーン」の下で行なわれたミックたちのこの壮大なチャレンジの様子をいよいよDVD/Blu-rayディスクでつぶさに確認することができるのだ。いや、すべてのストーンズ・ファンは、ミック・ジャガーが一番見たかった、現地キューバの音楽ファンたちのピュアな熱狂ぶり、そして終演後も続く、ベロマークTシャツを着た年輩の住人たちの何とも幸せそうな表情をしっかりと確認しておかなければならない。

文=寺田正典



ミック・ジャガー(ヴォーカル)
キース・リチャーズ(ギター)
チャーリー・ワッツ(ドラムス)
ロニー・ウッド(ギター)

【サポート・ミュージシャン】
ダリル・ジョーンズ(ベース)
チャック・ラヴェール(キーボード)
カール・デンソン(サックス)
ティム・リーズ(サックス)
マット・クリフォード(キーボード)
バナード・ファウラー(バッキング・ヴォーカル)
サシャ・アレン(バッキング・ヴォーカル)


【『ハバナ・ムーン』DVD収録内容】
01. 「イッツ・アバウト・タイム」
02. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
03. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
04. アウト・オブ・コントロール
05. 悲しみのアンジー
06. 黒くぬれ
07. ホンキー・トンク・ウィメン
08. バンド・イントロダクション
09. ユー・ガット・ザ・シルヴァー
10. ミッドナイト・ランブラー
11. ギミー・シェルター
12. 悪魔を憐れむ歌
13. ブラウン・シュガー
14. 「スティル・ゲッティング・ベター」
15. 無情の世界
16. サティスファクション

《ボーナス映像》
01. ダイスをころがせ
02. オール・ダウン・ザ・ライン
03. ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ ラン
04. ミス・ユー
05. スタート・ミー・アップ


【『ハバナ・ムーン』DVD仕様】
収録時間:本編約110分 ボーナス映像約28分
画面サイズ:16:9
音声:ドルビー・デジタル ステレオ/ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド/DTSサラウンド・サウンド