『ロニー・ウッド・ストーリー ~運命に愛された男~』は、ザ・バーズ、ザ・ジェフ・ベック・グループ、ザ・フェイセズ、ザ・ニュー・バーバリアンズを経て、ザ・ローリング・ストーンズの正式メンバーとなったロニーの50年に渡る音楽的歴史を追う。さらに、監督マイク・フィギスは、アルコールとドラッグを巡る葛藤について実直に語るロニーのカリスマ的な温かさ、エネルギー、正直さを捉えることにも成功。タイトルは、喫煙を続けてきたロニーによる「癌の手術で気腫を摘出した時に言われたんだ。タバコなんて吸ったことがないみたいな綺麗な肺だって。まったくラッキーだよ。俺はあの世の神様にも好かれているし(Somebody up there likes me)、この世にも俺を好いてくれる人がいるということさ」というセリフからとられている。