オーストラリア出身の人気女性ギタリスト、オリアンティ。わずか15歳でスティーヴ・ヴァイのサポート・アクトを務めたという伝説を残す早熟の天才であるが、やはりマイケル・ジャクソンのバックバンドに抜擢されたことが、彼女の名を世界的なものにしたと言えるだろう。マイケルの急逝により、彼女が参加するはずであったコンサートはキャンセルになってしまったが、彼の死後に公開された映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は、オリアンティを大々的にフィーチャー。世界中の音楽ファンが彼女の名を知ることとなった。09年にリリースされた彼女のソロ・アルバム『ビリーヴ』は、ここ日本でも10万枚を売り上げるヒットを記録している。