『ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド』は、アレキシの新たな歴史の幕開けとなるはずであった。オリジナル曲をわずか2曲だけを残し、伝説の存在となってしまったボドム・アフター・ミッドナイト。できれば、もっともっとたくさんの曲を聴かせて欲しかった。フル・アルバムのレコーディングを目前にしてのアレキシの急逝が、返す返すも残念でならない。
アレキシ・ライホ最後のMVとなる「ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド」を収録した日本盤限定DVD付き。

ボドム・アフター・ミッドナイト
『ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド』

2021年4月23日 世界同時発売

21年年明け早々、突如流れたアレキシ・ライホの訃報。メタル界は深い悲しみに包まれた。90年代終わりに彗星のごとく登場したチルドレン・オブ・ボドム。ブラック・メタルとヘア・メタルを同じように愛したアレキシは、ギタリストとしてテクニック的にも、そしてスタイル的にも傑出した存在であった。97年のデビュー・アルバム『Something Wild』から19年の『Hexed』まで、数多くの名盤をリリースしてきたチルドレン・オブ・ボドムであったが、19年、アレキシはバンドを抜けることを決意。新たに立ち上げたのが、このボドム・アフター・ミッドナイトであった。 アレキシ・ライホに加え、『Hexed』でもプレイしていたギタリスト、Daniel Freyberg、パラダイス・ロストのドラマー、Waltteri Väyrynen、元サンタ・クルーズのベーシスト、Mitja Toivonenらが集まって結成されたボドム・アフター・ミッドナイト。派手でありながら正確無比なギター・ソロに煌びやかなキーボード、そして荒れ狂うドラムと、まさに初期チルドレン・オブ・ボドムのコンセプトを直接継承するバンドであった。アレキシの遺作となる本EP『ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド』は、改めてアレキシというギター・ヒーローの傑出した才能を感じさせてくれる作品。チルドレン・オブ・ボドムを愛してきたファンであれば、涙なしには聴けないことだろう。姉の影響で、子供の頃からポイズンやモトリー・クルーを好んでいたというアレキシの中では、エクストリーム・メタルもヘア・メタルも等しくメタルでしかなかった。そしてそれがアレキシをギタリストとして、コンポーザーとして図抜けた存在にしていた要因の1つであることは間違いない。本作も、彼にしか書けないリフ、ソロであふれている。スウェーデンのレジェンド、ディセクションのカバーも秀逸。 『ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド』は、アレキシの新たな歴史の幕開けとなるはずであった。オリジナル曲をわずか2曲だけを残し、伝説の存在となってしまったボドム・アフター・ミッドナイト。できれば、もっともっとたくさんの曲を聴かせて欲しかった。フル・アルバムのレコーディングを目前にしてのアレキシの急逝が、返す返すも残念でならない。【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

【メンバー】
アレキシ・ライホ(ヴォーカル、ギター)
ダニエル・フレイベリ(ギター)
ミトヤ・トイヴォネン(ベース)
ワルッテリ・ヴァユリュネン(ドラムス)

収録予定曲

■ EP収録予定曲

  1. ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド
  2. ペイバックス・ア・ビッチ
  3. ホエア・デッド・エンジェルズ・ライ

■ 日本盤限定DVD収録予定曲

  1. 「ペイント・ザ・スカイ・ウィズ・ブラッド」MV