モンスター・マグネット/ア・ベター・ディストピア【CD】
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2021年5月21日発売


ベテラン・ストーナー・ロック・バンド、モンスター・マグネットによるカヴァー・アルバムが登場!とにかくヘヴィでスペーシーでサイケデリック。ペンタグラム、ザ・プリティ・シングス、エルサレム、ジョセファスといった、ヴォーカリスト、デイヴ・ウィンドーフの渋過ぎるチョイスに、マニアは思わずニヤリとしてしまうこと間違いなし!

【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

ア・ベター・ディストピア【CD】

モンスター・マグネット ア・ベター・ディストピア

商品形態
CD
品番
GQCS-91041
JANコード
4582546593209
価格
2,750円(税抜 2,500 円)
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商品説明 DETAIL

モンスター・マグネットは、ニュージャージーのストーナー・ロック・バンド。1989年に結成され、90年代にカイアスやフー・マンチューといったバンドとともに、ストーナー・ロックを人気ジャンルに押し上げた立役者である。91年に『Spine of God』でアルバムデビューを果たして以降、コンスタントにアルバムをリリース。ずっとツアー漬けの生活を送って来たモンスター・マグネットだが、そんな彼らも20年の2月に行われたヨーロッパツアーを最後に、ライヴ活動を停止せざるをえなくなってしまった。

ツアーが生き甲斐だった彼らは、ロックダウン生活が1ヶ月も続くと、気も狂わんばかりに退屈してきた。しかし、インターネットでリハーサルを配信するようなタイプのバンドでもない。かと言って、レコーディングできる新曲もない。病院が満杯だとか、今日は何人死んだとか、そんなニュースをボーッと見ているくらいなら、何かやりたい。ということで思いついたのが、カヴァー・アルバムだった。パンデミック下における「ディストピア!世界の終わり!革命!」といった雰囲気は、60年代終わりから70年代にかけてのそれに似ていた。ヴォーカリストのデイヴ・ウィンドーフは、その頃の音楽が大好き。ショウが始まる前も、いつもその時代の音楽を聴いていた。そういう訳で、アリーナ・ロックやヘヴィメタルなんかが出てくる以前の音楽、いわゆるサイケデリアやガレージ・パンクの香りが残るヘヴィなロックのカヴァー・アルバムを作ることにしたのだ。

本作に収録されている曲は、いずれも誰もが知っているヒットナンバーでは「ない」。ペンタグラムやザ・プリティ・シングスなど、それなりのビッグネームから、エルサレム、ジェセファスなど、サイケ・ファンであれニヤリとしてしまうもの、そしてさらにマニアックなものまで、思わずうならされてしまう楽曲が次々と飛び出してくる。デイヴはこれを「4次元からのプレイリスト」と表現しているが、まさにそれも納得。ヘヴィな楽曲の中に、シタールやスペーシーな効果音が飛び交い、60年代〜70年代という怪しかったけれど夢の溢れていた時代のノスタルジアを感じさせる作品に仕上がっている。まぎれもなくモンスター・マグネットのルーツを示すものであり、パンデミック下の世界にとって最高のサウンドトラックでもある。



【メンバー】
デイヴ・ウィンドーフ(ヴォーカル、ギター)
フィル・カイヴァーノ(ギター)
ガレット・スウィーニー(ギター)
アレク・モートン(ベース)
ボブ・パンテラ(ドラムス)

【CD収録曲】
01. ザ・ダイアモンド・マイン [デイヴ・ダイアモンド]
02. ボーン・トゥ・ゴー [ホークウィンド]
03. エピタフ・フォー・ア・ヘッド [J.D. ブラックフット]
04. ソリッド・ゴールド・ヘル [ザ・サイエンティスツ]
05. ビー・フォーワーンド [ペンタグラム]
06. ミスター・デストロイヤー [プーバ]
07. ホエン・ザ・ウルフ・シッツ [エルサレム]
08. デス [ザ・プリティ・シングス]
09. シチュエーション [ジョセファス]
10. イッツ・トラッシュ [ザ・ケイヴ・メン]
11. モーターサイクル(ストレート・トゥ・ヘル) [テーブル・スクラップス]
12. ラーニング・トゥ・ダイ [ダスト]
13. ウェルカム・トゥ・ザ・ヴォイド [モルゲン]