『Akira Kajiyama 怒りのギター炸裂 伝説のライヴ ~Resurrection Tour 2019~』別形態 |
GOLDBRICK
作品一覧 |
【Blu-ray収録内容】
Resurrection Tour 2019 | 2019.5.6 目黒鹿鳴館
01. Cast In The Air
02. Can't Take Me Away
03. On The Road
04. Dreaming Away
05. No Salvation
06. Holy Man
07. Sail Away
08. In Our Time
09. Throw This Dice Away
10. Anything
11. GLORY
12. Forever Changed
13. End of The Line
14. The Boundary
15. Fly Away
《Encore 1》
16. Striking My Heart
《Encore 2》
17. Speed Star
18. Ready ’n’ Go
永川敏郎[key]も参加、リズム隊には新顔を迎えて行なったこの東京公演は、上機嫌で弾きまくっていた梶山が最後に来て突如キレて、さながら若き日のリッチー・ブラックモアが“狂気のギタリスト”と呼ばれたような、怒りのギターを炸裂させたことが、マニアの間で噂になっている、いわく付きの商品だ。
梶山は「アルバムにはない、ライヴならではの楽しみ」を観客に提供するため、アルバムではバッキングに徹していた箇所でも終始メロディを奏で、思う存分弾きまくっていた。その表情はあくまで笑顔であったが、本編ラストの“Fly Away”からインストで“威風堂々”へと入っていったところで一瞬プレイを中断、気を取り直して再び演奏に戻ってエンディングを迎えたものの、厳しい表情でステージ袖に姿を消した。“威風堂々”の演奏中に起きた“ある出来事”に、怒りが爆発したのだという。梶山はアンコールで、その怒りを「狂ったように弾きまくる」ことで発散した。こういう梶山はちょっと見たことがない。
結果的に、我々は“和製リッチー・ブラックモア”と呼ばれた梶山 章が、まさに“狂気のギタリスト”と化す瞬間を目撃したことになる。それはまさに鬼気迫る光景だった。今回、その“怒りのギター”を含めて、かつてないほど弾きまくった梶山のパフォーマンスがパッケージ化されたのは、実にありがたい。マニア必携の逸品である。
(文●広瀬和生/BURRN!編集長)
【メンバー】
梶山 章 [Guitar]
藤井 重樹 [Vocal]
永川 敏郎 [Keyboard] (GERARD / NOVELA / Scheherazade / EARTHSHAKER)
宇都宮 "LEO" 清志 [Bass] (Baroque/Cloud Forest)
村中♪ろまん♪暁生 [Drums] (OZMA-X)