商品説明 DETAIL レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、アルカトラス、インペリテリなどで驚異のシャウトを轟かせ、世界のハード・ロック・ファンを魅了してきたグラハムが、現在進行形の活動の場として率いるのがグラハム・ボネット・バンドだ。彼らは2015年6月、マイケル・シェンカー来日公演のスペシャル・ゲストとして参戦。そのライヴ・パフォーマンスは日本の観衆から大絶賛を浴びた。 グラハムは今年8月に“マイケル・シェンカー・フェスト”で来日、そのパワフルなヴォーカルが健在であることをアピールしたばかりだが、いよいよバンドとして本格的に始動することになった。 ディスク1の『ザ・ブック』と題された新作アルバムは、グラハムが「俺の過去を知っている人なら必ず満足する」と語る作品だ。ハード・ロッカーとしてのグラハム節全開の「イントゥ・ザ・ナイト」から全12曲、あえてバラードを排してハードに極める入魂の一撃は、彼がアーティストとして、そしてシンガーとして、前進を続けることを明らかにしている。 ギタリストのコンラド・ペシナートは日本公演でリッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーン、スティーヴ・ヴァイらのプレイを見事に再現したのに加え、自らが卓越したギタリストであることを証明したが、本作でもトリッキーな速弾きからメロディアスなフレージングまでを披露している。 グラハムの公私のパートナーであり日本公演にも同行したベス・エイミー・へヴンストーンもベースで存在感を放っている。そして本作ではアルカトラス時代の盟友ジミー・ワルドーとの再合体が実現。ファンにとってはおなじみのキーボード・サウンドが蘇る。また、フェイツ・ウォーニングやウォーロードなどUSメタル・シーンで長くプレイしてきたマーク・ゾンダーのドラムスも、アルバムにさらなる迫力をもたらすものだ。 ディスク2『リ・レコーデッド・クラシックス』は、グラハムが歌ってきた名曲の数々を再演したアルバムだ。レインボー時代の「アイズ・オブ・ザ・ワールド」から「オール・ナイト・ロング」「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」、ソロとしてのヒット曲「孤独のナイト・ゲームス」、マイケル・シェンカー・グループ時代の「ダンサー」「アサルト・アタック」、アルカトラスの「アイランド・イン・ザ・サン」「ヒロシマ・モナムール」「ゴッド・ブレスド・ビデオ」、さらにはインペリテリの「スタンド・イン・ライン」までを歌ったベスト・セレクションは、グラハムがハード・ロック史上に残した足跡の偉大さを再認識させられる。 過去にもセルフ・カヴァーを行ってきたグラハムだが、本作では過剰なアレンジを施すことなく、オリジナルに忠実な形でリメイク。そうすることで、グラハムのヴォーカルの声域とハリがまったく揺るぎないことが伝わってくる。 既にアメリカ、ヨーロッパ、日本を股にかけて精力的なツアー活動を行っているグラハム・ボネット・バンドが2016年、過去と現在、そして未来にハード・ロックの虹をかける。 【メンバー】 グラハム・ボネット(ヴォーカル) コンラド・ペシナート(ギター) ベス・エイミー・へヴンストーン(ベース) ジミー・ワルドー(キーボード) マーク・ゾンダー(ドラムス)