ベラコール/ヴェッセルズ【CD】

2016年6月22日発売

ヘヴィ・ロックの生態系において独自の進化を遂げたオーストラリアから新たな刺客“ベラコール”! メロディとデスヴォイスの融合から生まれるエモーショナルな叙情的サウンド!エクストリームで プログレッシヴ、そしてメロディアスな複合生命体が世界を蹂躙する!【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

ヴェッセルズ【CD】

ベラコール ヴェッセルズ

商品形態
CD
品番
GQCS-90173
JANコード
4562387200702
価格
2,530円(税抜 2,300 円)
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商品説明 DETAIL

2004年にメルボルンで結成されたベラコールは当初アット・ザ・ゲイツなどから影響を受けたというが、約1年のあいだ外界から隔離されてリハーサルを積むことで、異形の変貌を迎えることになる。

バンドは自らの音楽性について“メロディック・デス・メタル”という表現を使っているが、それは我々の知るメロディック・デスとは一線を画するもので、メロディとデス・ヴォイスをフィーチュアしながらも、北欧ともアメリカとも異なったスタイルを確立。よりダークでプログレッシヴな世界観を築き上げている。

2007年にアルバム『The Frail Tide』でデビューを果たし、2作目の『Stone’s Reach』(2009)は本国オーストラリアのみならずヨーロッパ、ロシアでリリース。3作目『Of Breath And Bone』(2012)はアングラやドラゴンフォース、アモン・アマース、オーペス、カタトニアなどを手がけてきたイェンス・ボグレンがミックスを担当するなど、作品ごとに世界侵攻を進めてきた。

そして2016年、彼らが「最も豊かで、幾重にも織り成されたサウンド」と語るアルバムが『ヴェッセルズ』だ。約1年をかけて創り出した本作の音楽性について、バンドは「ベラコールのファンだったら馴染みのある要素と、驚かせる要素」を兼ね備えていると説明する。

「ウィザリング・ストランズ」「ザ・スモーク・オブ・メニー・ファイアーズ」という10分前後の2大叙事詩に代表される大曲志向はアルバム全編を貫き、聴く者をヘヴィネスと情念の奔流へと誘(いざな)う。

『ヴェッセルズ』はベラコールにとって初のコンセプト・アルバムでもある。元々ロール・プレイング・ゲームなどからの影響もあった彼らだが、本作では具体的なストーリーよりも抒情とエモーションを題材にとった、バンドとしての成熟を感じさせる作品にしている。
人として生き、 苦悩し、死んでいくさまを、『ヴェッセルズ』は時にブルータル、時にメランコリックに描き尽くす。その“ヴェッセルズ=血管”を流れる血潮の温度を、初めて日本のリスナーが感じることになるのが本作だ。


【メンバー】
ジョージ・コスマス(ギター/ヴォーカル)
ショーン・サイクス(リード・ギター)
スティーヴ・メリー(ピアノ/キーボード)
エリオット・サンソム(ドラムス)


【収録曲】
1. ルマ
2. アン・エンバーズ・アーク
3. ウィザリング・ストランズ
4. ルーツ・トゥ・セヴァー
5. ウェルム
6. ア・スレッド・ディソルヴス
7. グラスピング・ライト
8. ザ・スモーク・オブ・メニー・ファイアーズ